ジオラマのある暮らし

ジオラマのある暮らし

ジオラマとは展示物を立体的に見せる表現方法です。
暮らしの中で、ジオラマという時はプラモデルのジオラマ模型や、Nゲージなどの鉄道模型が思い浮かぶのではないでしょうか。
 
子供の頃、プラモデルはジオラマ作るところまで行きませんでしたが、お小遣いで買える金額だったのでよく作っていました。周りでも作っている子が割といたかと思います。
 
一方でNゲージは、子供の頃ですと高くて手が届かない方も多かったのではないでしょうか。
そういうこともあるためか、大人でどハマりしている鉄道ジオラママニアは結構いたりします。
 
海外でも超有名な方でどハマりぶりが話題になっていました。
 
 
 
もう凄いとしか言いようのないマニアっぷりです(笑
 
ですがこんなに大きいと場所がなかなか確保できないですね。そう、本気でやるジオラマのある暮らしはお金と場所が必要になるわけです。特に場所は、本気でやるとなると1周できるレールを設置してみたいので3、4畳程度の広さはどうしても欲しくなります。
 
車両もレールも積み上がると何十万もかかります。大抵は男子の趣味なので、奥様との財布と場所のバトルが繰り広げられることになります。(大抵ダンナが敗北)
 
そうなると、車両だけのコレクターになり走らせる楽しみはポポンデッタ(鉄道模型販売で有名な店舗)などに持ち込んで楽しむことになります。
 
そして、家でもできればコレクションの車両を愛でたいわけですが、展示するスペースが中々取れず(取らせてもらえず)普段は押し入れに…
 
ちなみに車両はNゲージだけでなくもっと大きいHOゲージなど種類がありますが、大きくなる程、コストも場所もレベルアップします(苦笑
 
中にはOゲージというさらに大きいサイズもあります。これを屋内では狭くて無理ということもあるのかと思いますが、よりリアルにということで外で作ってしまう凄い人たちがいます。
 
 
 
いやー本気度が凄いです。
 
更に走らせて映像を楽しむ人もいます。
 
 
 
スマホがあるので色々できるようになりました。カメラも高性能超小型のものがあるので、車両に仕込めてしまいます。
 
 
 
 
さて改めてジオラマのある暮らしを鉄道模型で考えてみたいと思います。
まず、車両やレールなどについては最近は中古売買も盛んなので購入コストを工夫すればある程度下げることもできそうです。最新の車両はどうしても新品になりそうですが。
 
では室内のスペースはどうでしょうか。
新築する場合はある程度見込みを立てて建築プランをしてもらうと良いでしょう。
 
リフォームなどにより今の住まいで考える場合、余裕があれば、建築的には部屋の押入れをなくしてたり、2室を1室することはできるケースがあるかと思います。
 
スペースが室内にない場合は、庭があればジオラマ小屋を建てる選択もあるかもしれません。その場合は建ぺい率がかかるので、事前に法的なチェックが必要です。
 
あとは、もう庭に走らせてしまうとか…(笑
 
基本的にはこのようなかんじで考えられてたりすることが多いかと思いますが、最近は他の選択肢も考えられるようになりました。
 
例えば、レンタルスペースが多くなってきているので仲間を募ってみんなで使うというアイディアがあります。
空き家が増えてきている現状より、安く空き家を借りる方法も選択肢に入ってくることもあると思います。
その際に内装のDIYがOKであればなお良いですね。公団の団地の賃貸でもDIYができるところも出てきています。
 
ほかにもシェアリングが普及しだしている中で、デュアルライフ(二地域居住)というライフスタイルも視野に入るようになってきています。
広い土地を家付で安く購入し、週末の居住拠点とする「デュアラー」の話題も耳にする機会が増えました。
購入価格の安い南房総や伊豆などの物件を見つけ、暮らし出してからの交通費や固定資産税などの経費はかかりますが、年収の中でやりくりできる物件も情報が見つけやすくなってきています。
 
そう考えると、今の家計や資産を一度棚卸をし、これからのライフプランニングすることで、ジオラマのある暮らしが実現できるかもしれないですね。
逗子の暮らし

逗子の暮らし

逗子の暮らし

先日、現地サーヴェイ(調査のこと)のため逗子海岸までいきました。
JR逗子駅から逗子銀座通りの商店街を抜け、交差点を左に曲がり次の信号を右に曲がるとシンボルロードになります。

このシンボルロードを端まで歩くと逗子海岸の砂浜直結で駅からおよそ15分ほどというところでしょうか。
このルートは海岸までの最短ルートになり、暮らしている人の生活道路にもなっています。

 

逗子銀座通りはこの辺りの中心部で、日常の買い物はここですまされている方が多くみられます。
アーケードのある昔からの商店街ですが、一部にシャッターのおりてる多少店舗があるとはいえ元気な様子が見られます。

 

また、新しい店舗に変わっているところもみられていて、商店街の新陳代謝と持続性がそれなりにあるようです。
これは、市内に大規模店舗や大手がほとんど入ってきていないことが幸いしているといえます。
日用品はほぼ困ることはないようですが、なくても鎌倉か大船に出ればOKというところですね。
この日はJRでしたが近くに京浜急行電鉄の来年逗子・葉山駅に改名されるという新逗子駅があります。

 

都内からすると海を抱えた郊外なので、休みの日はマリンスポーツを楽しみ、朝の通勤は確実に座れるという大きな利点が移り住むメリットのひとつとなっています。ちなみに逗子は山もありますし、地場の新鮮な湘南野菜や葉山野菜があるほか葉山牛を堪能できるお店もあります。

色々と暮らしを楽しめる要素がある逗子ですが、不動産の相場感的には割安ということでもありませんでした。といっても、都内での暮らしよりは出費は少なく済むので、都内から移り住むひとがそれなりにいます。

 

さて、海岸まで行ったのに海の話がないですね(笑

逗子海岸は、毎年夏の海水浴やオールシーズンを通してウインドサーフィンやパドルを楽しむひとが訪れます。
サーフィンはほとんどいませんが、これは乗りやすい波が立たないからです。ですので、サーフィン組はここより西の材木座海岸や七里ヶ浜、そして江ノ島を越えた西浜の方で出没します(笑

海岸線沿いにR134が走っていますが、大きな駐車場が江ノ島近辺のようにないので公共交通機関で訪れたり、すでに住み着いていたりという感じです。

そんな事情もあり、ボード預かりをしてくれる所があちこちにみられ、逗子海岸近辺の景観要素となっています。

訪れた時は11月初めの午後ということもあり、海の上はウインドやパドル乗り、砂浜は散歩などの人がパラパラといる程度でのどかな午後を楽しめました。
最近のはやりからか、カメラを抱えているひとが目につきました。ワンコの散歩にはちょっと早い時間でしたね、残念。

逗子海岸の砂浜はゴミも落ちていなくて綺麗です。地域の清掃活動グループがきちんとしていたり、日常的に来られるひとの海岸が綺麗であって欲しいという自分事としてのモチベーションが感じられます。
最近では京浜急行電鉄グループと地域で清掃イベントを実施して1000人あまりを集めて砂浜を綺麗にしたそうです。

こうしてみると、サマーシーズンは賑やかですが、それ以外の3シーズンは落ち着いていますし、居心地が良さそうなまちです。

あ、こんな感じでどこに注目したいかに合わせて、まちの調査しますのでぜひご依頼ください。

 

太陽のとまり木:暮らしや居場所をお調べします

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デュアルライフという暮らし方

デュアルライフという暮らし方

はじめに

デュアルライフという暮らし方が最近話題になっています。

二拠点生活という意味合いで、生活拠点を2カ所を持って暮らすライフスタイルになります。

別荘やセカンドハウスのこと?と思う方もいるかもしれません。これらは昔からありますが、生活する場ではなく遊びのリゾート感覚ですので2つの場所で暮らすデュアルライフとは性格が違うスタイルです。

 

ふたつ目の居場所をもとめて

さて、ではなぜ最近このいわゆる二地域居住を始める人が増えてきているのでしょうか。
実際に実践している人達を見ているといくつかのパターンがあります。

現在話題になっている代表例は、都内などの都市部で暮らしている人が郊外に2つ目の生活の場を求めている場合です。

次に見られる例は同じく都市部で暮らしている人が、実家の近くで2つ目の生活拠点を確保している場合です。

そのほかにもいろいろな例がありますが、基本的には都市と郊外の関係が見え隠れします。
ここで疑問に思うことは大きくは2つあります。

なぜ2カ所に生活拠点を持ちたいのか。
なぜどちらかにできないのか。

ひとつめの疑問については割とわかりやすく、多くは生活の豊かさや趣味を継続したいというところから読み解けます。
実際にデュアルライフをしている人を見ると、周辺の自然環境も含めて古民家暮らしをしたい(建物も周辺環境も必要)とか、家庭菜園以上の農作物栽培をしたい(農地など場所がいる)など、ライフスタイルを実現するための要素がそこにしかないからです。

 

お試し移住からはじめてみる

とはいえ、いきなりその環境を手にして飛び込むのはリスクがあります。実際、途中で挫折してしまう人もいます。多くの理由は、予想していないことが多く対処しきれなかったことかと思います。
それは、地域のつながりがあるときにはそのコミュニティにうまく馴染めなかったりとか、経済的に予想を超える出費であったり、家族がその環境にストレスを感じたりとか(想像を超える自然の生き物との共生、つまりうちに虫がいっぱいくるとか)、子供の学校をどうするかなどさまざまなな理由があります。

そこで最近ではお試し居住などもおこなわれたりしています。いわゆるショートステイですね。また、空き家が増えてきたり、シェアハウスなども馴染みのものになってきていますので選択肢が増えてきていることも背景にあるでしょう。

これらの情報が身近に届くようになったこともあり、自分が求めているライフスタイルが実現できるかを先に始めている人の声を聞いたり、実際にお試しする機会が得られるようになりました。

 

仕事と生活のバランス

ではつぎになぜどちらかにできないのでしょうか。

大きな理由のひとつは職場との関係になります。現在の仕事を続けるためには引っ越してしまうと通勤が難しいということになります。もちろん通勤ができれば引っ越してしまう方法もありますし、実際趣味のロードサイクルのため新富士に移り住み新幹線通勤をしている人もいます。
また、子供の学校は今のままで通学したいという場合もありますし、仕事と生活のバランスをどうするかによって選択は変わることになります。

いろいろな暮らしの感覚が、デュアルライフというスタイルに現れているのがわかるのではないかと思います。

さてあなたのライフスタイルは今の暮らしにあっていますか?