DIYとはDo It’s Yourself の略で自身で行うという意味ですが、おもに建物や外構などを自分で手を入れていく言葉としてすっかり定着しています。
では、実際にみなさんが手掛けているよくあるDIYとしてはどのようなものがあるでしょうか?ここでいくつか取り上げてみましょう。
よくあるケースとしては、棚を壁に取り付ける、突っ張り棒と布で簡易的な仕切りをつける、テーブルやイスなどを塗装するなどがあります。
もう少し手のかかるケースでは、壁や天井に塗装をする、畳を上げて床板を張るなどがみられます。外構であれば敷地にレンガ積みのちょっとした仕切りやBBQスペースを作ったりなど。
更に気合の入ったひとは間仕切りの壁を壊して2部屋を1部屋にしてみたり、天井を開けて小屋裏をみせるようにしているケースもあります。
それぞれのDIYの手法や注意点などはまた別の機会にするとして、ここではDIYをすることとライフスタイルについて触れてみたいと思います。
まず、DIYをしようかなと思うのはどんな時でしょうか?
例えば、棚が1枚だけ欲しいのだけど業者に頼むほどではないとか、古い建物なので手作り感が出るのが良いからとか、お金かけたくないからなど、もしくはそもそも自分で作るのが好きだからなどの動機から、「じゃあ自分でやってみるか」という感じかと思います。
ここでポイントになるのは、DIYでできるものが、自分にとって必要性がある、あるいは欲しいものやりたい事を実現するアイテムであるというような自発的な強い動機があるということです。
ですから、家族で庭でBBQをしたいというような暮らしの行動を実現したいからこそBBQスペースを作ってみたり、家族に喜ばれて調子に乗っていろいろ調べて耐火煉瓦でピザ窯作りにチャレンジするパパが登場するわけです。
DIYを始めるひとの多くは、自身の好きなライフスタイルにアウトドアが好きとか、車を乗るだけでなくいじるのも好きといった感じで、手を動かして何かするのが好きな人が多いかと思います。
始めた当初は不慣れさや技術がないため仕上がりの精度が高くないことが多いですが、前述の通り実現したいことがかなうかどうかがまず第一であり、プラス自分が作っていく過程を楽しむことができたなら、塗装にムラがあるなどのクオリティは枝葉であり、充分目的も気持ちも満たされます。
このように自分の手で少しずつ暮らしをDIYしていくライフスタイルも素敵ですね。